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アンヌの不思議 [邦画]

昨日は「ブラボー若大将」を鑑賞しました。
このシリーズは、やっぱり、子供の頃見るよりおとなになってから見た方がずっと面白いですね。
副音声のコメントなどを聞いていると、関係の方々はみんな、「若大将シリーズ」はコメディーだととらえているのがわかります。
小さい頃の印象では青春ものかラブロマンスかヒーローものといったイメージでしたよね。
今回観て、特に「田能久(実家のすき焼き屋)」の面々それぞれに定番のギャグがあり、それがうまく決まるとホントに楽しい映画になってくると感じました。

ちなみに、定番のギャグとは、

おばあちゃん(飯田蝶子):新しもの好き、ハイカラ好き、若い娘のマネのギャグ。

久太郎(父):妙齢のご婦人にすぐにいれこんでメロメロになってしまう。

妹夫婦:ところかまわずベタベタする甘~い二人。

です(^_^)

「ブラボー・・・」の酒井和歌子も垂涎のシーンがあります(なんてったってグァムロケです)が、あまり書くとあきれられるので、今日はアンヌの話にします(^_^;)
「ブラボー・・・」にも出てましたよ。

アンヌ・・・これほど当時の世代の男の子に不滅の人気を誇っているのに、「ウルトラセブン」以降、役柄に恵まれず、端役を重ねた後、お色気路線に転向せざるを得なかったのは何故か?
不思議じゃありませんか?
そのことについてご本人がコメントしていました。
我々が、リアルタイムでアンヌを観たのは小さい時分ですよね。
我々は、なんとな~く、その頃からアンヌが大好きだったように思っていますよね。まぁ、事実好きだったんでしょうけど・・・
でも、その歳の男の子に、アンヌを美しいだとかステキだとか感じる感性というのは、まだ、備わっていないはずなんですよね。
いいイメージは残ったと思うのですが、友達や親に、ウルトラセブンの感想を聞かれて、「アンヌがきれいだった」っていう子供はいないでしょ?
だから、実際は大きくなって、再放送を観て、あらためてアンヌをおとなの女性としていいなぁ~って思っているはずなんです。
そのくらいの年頃になれば、会話の中にもそういう言葉が出てきて、それが自然とファンの気持ちとして、アンヌなりスタッフなりに届いていったはずです。
でも、アンヌにしてみたら、それじゃ遅かったんです。
もし、セブンの最中、あるいは直後にそう言う声が届いていたら、アンヌはアンヌのままのイメージで、ふさわしい役柄をもらってやっていけたかもしれません。
でも、そうならなかった・・・そのはかなさがいいのかもしれませんけど・・・


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